time 2018/10/03
とりあえず、ニュース記事から。
京都府福知山市の市消防本部(鈴木秀三消防長)は18、19両日、猪崎の三段池で水難救助訓練をした。
救助隊員31人が両日に分かれて参加し、冷たい水のなかで要救助者を捜索する技術を磨いた。
冬季の水難事故を想定し、毎年この時期に訓練している。
体をぬらさないようにするため、ドライスーツの着用方法の確認なども兼ねている。
19日は15人の隊員が参加。4人ずつ1チームになって、チームごとに池に入り、沈んだ人がいるとの想定で水中を捜索した。
訓練開始時の水温は7度、視界は約50センチという厳しい条件だったが、隊員たちはキビキビと行動し、チームの連携や技術の向上に努めた。
あえてこんな寒い時期にこそ訓練するなんて凄い。
けど、できれば一生お世話になる事はないようにしたい。
とか考えながらニュース記事を見てたのですが、消防が訓練って書いてるのを見て「あれ?消防なんだ」って思いました。
釣りをやってるせいか、水難救助は海上保安庁のイメージになってました。海猿のイメージとかもあるし。
そういえば川とかで消防が救助してるの見た事あるなって考えてたら、ふと疑問が。
「消防と海保が出動する時の差というか、出動範囲ってどう違うの?」
という訳で調べてみました。
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それぞれの組織の担当範囲
消防(水難救助隊)
「日本において消防や警察が河川や海浜や港内で発生した水難事故に対応するために設置した救助隊」との事。
釣りで言えば、ショアのプロって事だと理解。
↓はWikipediaに書いてた水難救助隊の説明。
水難救助隊 (すいなんきゅうじょたい)は、日本において消防や警察が河川や海浜や港内で発生した水難事故に対応するために設置した救助隊。
小型ボートや浮き袋・アクアラング・投光器などの資器材を用いて水難救助活動を行う。
海上保安庁
「国土交通省の外局であり、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務としている」との事。
釣りで言えば、オフショアのプロって解釈。
↓はWikipediaに書いてた海上保安庁の説明。
海上保安庁(かいじょうほあんちょう、略称:海保(かいほ)・海保庁(かいほちょう)[2]・保安庁(ほあんちょう)、英語:Japan Coast Guard、略称:JCG[3])は、国土交通省の外局であり、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務としている[4]。
第二次世界大戦後の1948年に、創設時の旧組織はアメリカ沿岸警備隊をモデルに設立された。
モットーは「正義仁愛」である[5]。
ギリギリの位置はどっちがでるの?
海と川の中間とかだとどっちの担当になるんだろう?
釣りで言えば、磯釣りとかウェーディングとかのプロはどっち?
何にも考えずに「消防 海保 出動範囲」って検索すると、同じことを考えてた人がYahoo知恵袋で質問してました。
海と内陸水面(河川・湖等)で所掌が分かれています。
それでは河口の出口はどうなるのかと言われると、海保の巡視船が入れないような場所は消防です。
的確で完結な答え。そりゃベストアンサーですわ。
という事で、消防と海上保安庁の出動範囲の違いは巡視船が入るか入らないかって判断していれば良さそうです。
覚えておけば、いざという時119か118にかけるのか判断するのに役に立つかも?
まとめ
- 船が入るなら海保で入らないなら消防が担当
- 映画「海猿」の沈没する船のシーンで「喋ってるヒマあるなら、さっさと脱出しろよ」って思ったのは私だけじゃないはず
マンガの海猿のイメージのまま映画を見ると微妙な違和感がある
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