time 2018/10/03
3連休の最終日(2018年9月16日)に釣りに行ってきました。
前回の釣りは初投入のオシアジガー3000HGを上手く使えずボウズって結果に終わったので、今回は何としても釣りたい。
というか、最近まったく釣れてない。
エソとは釣れるけど魚らしい魚は全然釣ってない。
そろそろ釣らないと魚を釣る感覚を忘れてしまう。
そんな感じで勇んで行った釣りですが、何とか魚を釣る事ができました。
オシアジガー3000HGの使用感も踏まえつつ、その日の事を書いていきたいと思います。
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朝から煽られたのでやる気は十分だった
当日の気象情報は
その日は、小潮で風は2mぐらいで強くなっても3mぐらいって予報。
なんとなく今日は釣れる気がする。
いや、釣らないとヤバい・・・。
ホントに釣る感覚を忘れてしまう。
正直、もう潮とか風とか関係ない。「絶対に釣れる」と言い聞かせながら出発。
暑くなりそうなので水は大量に買おうと思ったら
飲み物を買うために立ち寄ったコンビニでプチ事件。
いつも一緒に釣りしてるKさんに
「今日は暑くなりそうだから水は多めに買った方がいいですかね~。でも、毎回水残るんですよね~。」
って相談したら
「いつも釣れてないから水余るんじゃないの~」って半笑いで言われた・・・。
悔しすぎる・・・!
もう釣るしかない。釣って「デカいの釣ったから水が足りないっすわ~」って言ってやるしかない。
心配だったオシアジガーには慣れたはず
「水余るでしょ」発言を根に持ちつつ、ポイント到着。
オシアジガーを初めて使った時は握るのすらままならなかったので不安だったけど、今回は違和感なく使えました。
ロッドは小指と薬指をかけるぐらい、残りの3本でリール全体を包み込む感じで持つと凄くしっくりくる。
オシアジガーをずっと使ってる知人には「ロッドを持つんじゃなくて、リールを持つ感じ」って教えてもらったけど、何となく言ってる意味が分かった気がする。
あとは、右手(ハンドル)を左手に押し付ける感じで持つとシャクるのも凄い楽になった。
オシアジガー初投入の時は釣り終わる頃には腕を上げるのもキツかったけど、この日は終わりまで普通にシャクる事ができた。
ただ・・・。
めちゃくちゃ指が痛い。
こればっかりはどんな持ち方しても変わらないのかもしれない。
勝負開始
油断したタイミングで食ってきた
いきなりですが、自分の好きな釣り方というか感覚ってありますよね。
私はハイピッチジャークでガンガンシャクってる時にガッと食われる感覚が大好き。
ハイピッチなジャークを止められるあの感覚が堪らなく大好き。
どうせ釣れないならジャークぐらいは好きなやり方って思ってましたが、流石に今回は釣らないとヤバい。
って事で、今回は同じポイントで毎回釣果を上げてる知人のやり方を参考にする事にしました。
いつもなら1秒で4~5回のペースでシャクってたけど、1秒で2回ぐらいのペースでシャクってみる。
いつものクセでペースが速くなったりするけど、なるべくゆったりを意識しながら30回ほどシャクる。
「底取り直すか」って思った時に、グッと底にひっぱるような感じで食ってきた。
落としなおそうとして完全に油断しているタイミング。
一瞬、頭の中が『?』でいっぱいになってしまった。
頭の中は『?』でいっぱいだけど、確実に手に伝わってくるこの感触。
久しぶりの魚が食ってきた感触。生き物が掛かってる感触。
楽しすぎる・・・!
次の瞬間には頭の中は「超楽しい!マジ楽しい!!」でいっぱいに。
「そうだった!魚ってこんな感じですよね!!」とKさんに報告しつつファイト開始。
オシアジガー3000HGの凄さを感じた
オシアジガー3000HGで初めての魚とのやり取り。
最初に思ったのは「巻き上げが凄く楽」でした。
ホントにぐいぐい巻ける。
力を入れても歪みを感じる事もないのでスムーズに巻ける。
T型パワーハンドルなのでガッチリ握った状態も保てる。
レベルワインダーがないのでやり取り中のライン調整が不安だったけど、これは全然大丈夫だった。
やり取り中はリールじゃなくてロッドを持つ事になるので親指で簡単に調整できました。
とりあえず「オシアジガーって凄いですよ!!」とKさんに報告。
するとKさんが「デカいか小さいかだけ教えて」って聞いてきたので、「これはデカいはず」って答えておいた。
「ふ~ん」みたいなリアクションだったので後で聞いてみたら「ホントは小さいけどオシアジガー自慢する為にデカいって言ってるだけだろ」って思ってたらしい。
Kさん、まじヒドイ。
でも、久しぶりに魚とやり取りしてテンション上がってる私に「バラさないように慎重にやってよ」って言ってくれた。
Kさん、まじツンデレ。
タモ入れが大変だった
残り半分ぐらいから魚が泳ぎ出してドラグが鳴り始めた。
「これがオシアジガーの商品説明に書いてたドラグサウンドか~」って感動してたけど、このままじゃマズい。
指ドラグで魚が落ち着くまで耐えて、巻いて、耐えてを繰り返しながらちょっとづつ巻き上げる。
何となく感触的にカンパチかなって思ってたけど違う気がしてきた。
「ヤガラとかフグとかだったらどうしよう・・・」とちょっと不安になる。
Kさんが「見えてきた」って教えてくれたので覗き込んでみると、やっぱりカンパチじゃないっぽい。
黄色いヒレが見えるし、胸ビレが長い気がする。
カンパチではないけど、釣っても嬉しくない部類の魚でもないって事も分かった。
この魚は絶対にバラす訳にもいかないのでKさんにタモ入れしてもらう事に。
タモが届く範囲まで近づいたのでちゃんと確認してみるとマグロっぽい。
「っぽい」ってのは今までマグロを釣った事がないので断言できなかったから・・・。
タモに入れようとすると、すぐ泳ぎ出す。
ドラグが出るぐらい泳ぐ。
ドラグMAXなんですけど・・・。
マグロってこんなに泳ぐの・・・?
Kさんが「魚の頭こっち向けて!」と指示してくれたので、指示された方向に向けると綺麗にタモに入ってくれた。
何とかバラす事無く無事釣り上げることができました。
1人だとタモ入れ失敗してバラしてたかも。
Kさん、まじ感謝。
頑張って釣った魚の正体はキハダマグロだった
初めてキハダマグロが釣れた
初めてオシアジガーで釣った魚は初めてのキハダマグロでした。
サイズも70cmで自己記録を5cm更新。
久しぶりに魚釣れただけでも嬉しいのに、初めて尽くしで嬉しさ倍増。
マグロは泳ぐだけで楽しくないよって聞いてたけど、私は超楽しかったです。
泳いでる姿を上から見るのがもの凄く楽しかった。
胸ビレ広げてる感じとか戦闘機っぽくてカッコよかった。
またあの姿を見たいので次もマグロ釣りたい・・・。
結局1匹で終了だった
結局その日はマグロ1匹で終了。
Kさんはホウセキキントキ チカメキントキ1匹。※私はホウセキと思ってたけどチカメだったらしい。
お互いボウズではないし、私は初マグロで大満足な結果でした。
やっぱり意地張らずに釣れてる人を参考にしたり真似したりするのは重要ですね。
参考にした知人は、なんだかんだと今回も釣果上げてたし・・・。
というか、釣り過ぎな気がする。ホントは釣ってなくて買ってきた魚をクーラーボックスに入れてるんじゃないだろうか・・・。
ちゃんと言ってやりました
陸に戻って釣具の片付けをしていると、クーラーボックスから新品の1リットルペットボトルのお茶が出てきた。
もちろん私のではない。Kさんのやつ。
あのセリフを言うにはこのタイミングしかない!
「Kさんは小さいのしか釣ってないから水余ったんですか~?」
って言ってやった。半笑いで言ってやった。
これで今日の目標は全て完了する事できた。
もしかすると、Kさんはこの言葉を言われるためにわざと残してたのかもしれない。
まとめ
- 釣れない時は釣れてる人の真似をするべき
- マグロは思った以上に釣るの楽しかった
- 先輩に「2人とも釣れてても釣れてなくても水は飲め」って怒られた
使用タックル
- ロッド
- シマノ ゲームタイプJ B605