time 2018/10/03
暑いですね。
熱中症で病院に搬送ってニュースが目立ちます。
みなさんは釣行中の熱中症対策はどうしていますか?
私は首まで隠れる帽子をかぶったり、水につけると冷えるタオルとかを首に巻いたりしています。
今ではちゃんと対策していますが、釣り初めたての頃は普通の帽子をかぶるぐらいしか対策していませんでした。
そんな私が海の上で熱中症(多分)になった話。
「夏だしカヤックフィッシング始めてみる!」とか「旅行でマリンレジャーする!」って人の参考になれば。
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初めに
多分って書いたのは
最初に「そんな私が海の上で熱中症(多分)になった話。」で多分って書いたのは、病院に行った訳じゃないので。。。
生あくび、頭痛、吐き気、背筋がつるって症状が出てたので自己診断です。
熱中症じゃなかったとしても手前までは行ってたはず(キリッ)って感じです。
その日の恰好
首とか隠さない普通の帽子(キャップ)に半そで、アームカバー、水着ズボン、ライフジャケットって感じのレジャー仕様。
普通に海に遊びに行く恰好って感じでした。
この時はカヤックフィッシングやり始めで、「熱中症対策?周り水だしwww」って思っていました。
うん。見通し甘くて搬送される典型的なタイプですね。
その日の体調
朝5時に一緒に釣りに行く知人を迎える予定で、寝たのが2時すぎ。
テンション上がって寝れなかった。
遠足前の小学生状態。
結局2時間ぐらいしか寝れませんでした。
後で調べて分かったのですが、寝不足も熱中症になりやすい原因。
寝不足だと、自律神経の働きが低下して体温調節機能がうまく働かなくなるらしい。。。
旅行でマリンレジャーする人とかも寝不足には注意してください。
カヤックは2人乗り
2乗りカヤックでキャッキャしながら釣りしてました。
今考えると2人乗りじゃなかったら帰れなかったかも。。。
釣り後半には背中つるし、だるいし、力はいらないしで、まともにパドリングできてなかった気がする。
しかも1回カヤックの上で寝たし。。。
熱中症になった時はこんな感じだった
あくびがいっぱい
ポイントに着くまでは普通だったのですが、釣りを続けているうちにあくびが出始めました。
「爆釣!」って訳でもなかったし、寝不足だったので「飽きてきたのかな~?」ぐらいの感覚でした。
せまりくる頭痛
そのままあくびしながら釣りを続けていると、頭が痛くなってきました。
「釣れないから頭が痛くなった!」ってぐらいの感覚でした。
デカいの釣れば治るかな~って。。。
せまりくる吐き気
頭いたい~とか思いながら釣りしてると、だんだん気持ち悪くなってきました。
気持ち悪かったので水も飲む気にならない。
水飲んだら吐いてしまいそうだし、同乗者に吐いてるところ見られたくもないし、見たくもないはず。
それでもこの時は「デカいの釣れたら船酔いとか治る!!」ってぐらいにしか考えてなかったです。
まあ、実際デカいの釣れてたらショック療法的な感じで自律神経復活して治ってたかもしれない。
ボーっとするし眠い
頭痛と吐き気と闘いながら釣り続けていると、だんだんボーっとしてきて眠気が襲ってきました。
ジグを投げていたのですが、フォールの間に寝そうになる。
まあ、寝不足だったし釣れなかったし眠くなるのは仕方ないよね~ってぐらいに考えていました。
ん~。これは熱中症の症状じゃないかもしれない。
寝る事にした
カヤックの上でクーラーボックスを背もたれにして座ったまま寝ました。
この頃には背中もつりそうだし、だるいし、とにかく寝てしまおうって感じでした。
ちなみに私はあまり泳ぐのが得意ではありません。
深い場所が嫌いというか、何とも言えない恐怖感が出てしまって、上手く浮けなくなります。
そんな感じなので、カヤックの上では安全第一。
いつも一緒にカヤックに乗ってる知人(先輩)にも「ちゃんと真っすぐ座って!!!」とか言っちゃうタイプ。
そんな私が寝始めたので同乗者が「帰ろう」って言ってきた。
体調不良で同乗者の釣り時間奪うのも悪いって一瞬思いましたが、そんな考えなんて一瞬で消えるぐらい体調悪い。
お言葉に甘えて帰る事に。
帰りがキツすぎ
帰りが地獄でした。
500mも漕げば陸って場所だったのですが、永遠とも思える距離に感じました。
まず背中がつって息がしづらいし、力が入らない。
パドリング中も眠いし吐きそう。
心配してくれた同乗者が「大丈夫?」って声をかけてくれるけど、吐かない為に食いしばってるのがやっとだし、息もできないから答えれない。
なんとか陸に戻り、飲める分だけ水飲んで、海に入って体冷やして、日陰で寝ました。
数時間休んだら大分良くなったので片付けして家に帰りました。
結果的に
私の中のルールに「運転手の横で寝たら負け」ってのがあります。
眠くて会話になってなくても起きてる姿勢は見せてないと負け。
そんなルールを「カヤック」と「帰りの車」で破ってしまい、魚も釣れず、強い敗北感しか残らなかった日になりました。
唯一の救いは、家に帰って体重測ったら数キロ落ちてて少しテンション上がったことぐらい。
夏にカヤック乗る時の注意点
周りが水とか関係ない
当たり前な話なんですが、「カヤックに乗る=周りは水だらけ」って環境です。
更に当たり前ですが、周りが水でもその上に浮かんでるだけだと陸にいるのと変わらない。
というより、土とか芝生より照り返しがある分、水の上の方がキツイ。
日光を遮るものもないですし。
しかも、カヤックだと周りが水で涼しそうなのに簡単に水に入れない状況。
生き地獄を味わえます。
首筋が陰になる様な帽子をかぶったり、首に巻くタオルを準備するなどの対策を行った方がいいです。
パドリングって見た目ほど優雅じゃない
マリンレジャーとかのカヤック動画を見てみると、気持ちよさそうに漕いでるじゃないですか。
確かに気持ちいい時もありますが、それは潮や風の状態が良い時。
逆風とか潮の流れに逆らって進まないといけない時だってあります。
ヘタすると漕いでも全然進まない。でも漕がないと流されるって時も。
状態が良い時だって、漕ぎ続ければ当然疲れも出てくるし汗もかきます。
運動するって前提で水分をカヤックに持ち込んで、こまめに水分補給を行いましょう。
寝不足注意
寝不足だと、自律神経の働きが低下して体温調節機能が低下するらしいです。
ちゃんと寝ましょう。
テンション上がって寝れなくても無理やり寝た方がいいです。
寝不足だと船酔いもしやすくなるし何も良い事ありません。。。
帰りも考える
1人乗りカヤックだと陸まで帰る為には自分で漕がないといけません。
帰りの体力も計算してた方がいいです。
私みたいに何も対策していないのが一番ダメなのですが、何があるか分からないのが海。
単純に疲れてパドリングできなくなって戻れないって事もあるかもしれないので、帰りの事も考えて遊んだほうが無難だと思います。
まとめ
- 熱中症を甘く見ない
- 水の上の方が危険かもしれない
- 簡単に陸に戻れないかもしれないのを考えて行動する
- 落ちた体重は二日後には元に戻ってた
熱中症対策に
所ジョージがCMしてるやつ。 ゼリータイプ以外に普通の水タイプもある。 |
こういうのを持ち込んだ方がいいかも
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