time 2018/10/03
冬の釣りの防寒用に買ったフィールドコアシリーズ「H008J」。
元々アウトドアウェアの形が好きな事もあって日常でも重宝しています。
バイク乗る時や、ちょっとした小雨の時にコンビニ行く場合などにめちゃくちゃ便利です。
そんな感じでガンガン使っていたので汚れが気になってきました。
普段から服の洗濯方法などは気を使わないタイプなので、いつものように洗濯機に投げ込んでスイッチオンしようとしたところでふと疑問が。
「防水の服を洗濯機で洗っても大丈夫なのか?生地が劣化したりする?」
防水じゃなくなった黄緑色のアウトドアウェアを着るなんて、ただの目立ちたがり屋なだけになってしまう。
って事で調べてみました。
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その前に追記
ワークマンのフィールドコアって人気が高いらしく、欲しい時に売ってないって事があります。
私は1着目が良い感じだったので予備で2着目買っておこうかなって思ったら、売り切れ+今季の生産終了になってて買えませんでした。
狙ってる人は気が向いた時にチェックしてた方がいいかもしれないです。
という訳で本題。
服のタグから洗濯方法を確認する
小学校の家庭科の授業で「服にはお湯で洗ったらダメ」とか取り扱いのマークが書いてあるって習ったのを思い出したので、とりあえず服のタグを見てみる事に。
ちゃんと取り扱い方法のマークが書いてありました。
義務教育って大事。
これでマークを見るだけで洗濯方法が判明しちゃう。
そんな感じで意気揚々とマークを確認したところで問題発生。マークが何を意味しているのか全く分からない・・・。
手洗いとアイロンはダメってのは何となく分かったけど、それ以外はまったく分からない。
「分からない事は恥ずかしがらず先生に聞くのが一番」って小学校で習ったので、今回も先生(Google)に聞く事に。
「服 取り扱いマーク」で検索してみたけど、「正式名称は洗濯表示マークだぜ」的な感じで「洗濯表示マーク」に関する情報を大量に出してきました。
流石は先生。間違いも遠回しに指摘してくれる優しさも持ってる。
先生の情報を元にH008Jの洗濯表示マークを調べました。
フィールドコアシリーズ「H008J」に書いてる洗濯表示マーク

フィールドコアシリーズ「H008J」の洗濯表示マーク
H008Jに書いてる洗濯表示マークは↑の7種類。
経済産業省の洗濯表示パンフレットを元に解読すると、
「漂白剤とか洗濯機とか便利アイテムは使わず漢らしく手洗いしろ。もちろん乾燥機には入れたらダメだからな。自分で日陰に干せ。」
って事だと理解。
危ねえ・・・。普通に洗濯機で洗うところだった・・・。
経済産業省のパンフレットには各マークのちゃんとした説明もあったので↓に書いておきます。
マーク | 意味 |
![]() |
「手洗い」 をします。洗濯液の上限温度は40℃です。
手洗いとは「押し洗い」、「振り洗い」、「つかみ洗い」など、手で優しく洗う方法です。 |
![]() |
漂白剤は使えません。 |
![]() |
タンブル乾燥はできません。
※コインランドリーにあるようなドラム式の乾燥機の事らしいです。 |
![]() |
つり干しします。
「斜線」 はひさしや屋根を表しているので陰干しします。 ※中央の線が縦線の場合はつり干し。横線になっている場合は平干しを意味するみたいです。 |
![]() |
アイロンは掛けれません。 |
![]() |
ドライクリーニングはできません。 |
![]() |
ウェットクリーニングはできません。 |
洗濯表示マークに日本語が無い理由
小学校で習った洗濯表示マークには日本語で「手洗い」とか「ドライ」とか簡単な説明があったような気がする。
調べてみると2018年12月1日にJIS規格からISO規格への変更があったみたいです。
その為、記号内には日本語を記載できなくなったとの事。
調べてよかった。
JISで書かれてても分からなかった自信あるけど、これで「まったく意味分からなかったのは、勉強してなかったからじゃなくてISOに変わったから」って言い訳ができる。
ちなみに、記号だけでは伝わらない情報は記号の近くに書かれる事もあるみたいです。
H008Jにもマークの下に「弱く絞ってください」って説明が書いてました。
タグの裏に小さい字で注意書きいっぱいあった
マークの近くに説明があるって分かったので、ちゃんとタグを確認したら小さい字で大量に注意書きがありました。
まとめると
- 縫い目が破損する恐れがあるから洗濯機は使わない事。
- 色落ちするかもしれないから他の洗濯物と一緒に洗わない事。
- 洗濯でプリント部分が剥げるかもしれないから注意。
- 長時間水につけると色落ち、色移りするかもしれないから注意。
- 洗う時はファスナーは全部閉じる事。
- 蛍光増白剤の入ってない洗剤を使う事。
- 洗濯後は、軽く絞ってから日陰でつり干しする。
- 火の側で乾燥させたり、着用したまま火の近づくのは絶対に禁止。
- 保管する時は水分は綺麗にふき取る事。
- 汗や泥の汚れが付着したまま放置すると、撥水性能が低下するから注意。
- 湿気でも性能低下する可能性あるから注意。
って感じでした。
「つけ置き洗い」はしない。汚れは放置しない。火のそばには近づかない。
の3点は覚えておいた方が良さそう。
キャンプでも使おうと思ってたので、火に近づかないは見ておいて良かったです。
耐水(撥水)性能が落ちる理由
洗濯や日常の使用で段々と耐水性能は落ちていくようです。
「撥水基と呼ばれる水の分子より細かい突起で水の侵入を防ぐ」というのが撥水生地の仕組みで、その撥水基が摩擦などで寝てしまい水の侵入を防げなくなって性能低下するって感じらしいです。
汚れや洗濯洗剤が付着していると性能が落ちるのも、撥水基が寝てしまったり汚れで詰まったりするのが原因かも?
ちなみに、ゴアテックスはアイロンで撥水性能を復活させる(寝た撥水基を立たせる)事ができるらしいです。
※アイロンと言っても普通のアイロン掛けではなくて、ちょっと特殊なやり方なので注意。
H008Jもアイロン禁止とは書いてあるけど、適切な方法でアイロン使えば性能が回復するかもしれないので、性能が落ちたら試してみようと思います。
試してはみるけど、アイロン掛けミスって溶けてテカテカにするまでがお約束なんだろうな・・・。
まとめ
- フィールドコアシリーズ「H008J」は手洗いで日陰で干す
- 撥水生地は小さい突起で水分子の侵入を防ぐって仕組みになってる
- 家庭科の授業で食物調理技術検定 4級を取らされたけど「なにそれ、しかも4級ってwww」って感じでバカにされるので周りには内緒にしている
ワークマンのフィールドコア H0008
撥水復活させる事ができる魔法のスプレーらしい
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