time 2018/10/03
↑は知人がサメに追い掛け回されてるところ
釣りに行けないので家でゴロゴロしてると、カヤックフィッシングに行ってる知人から釣果自慢画像が送られてきました。
※その釣果自慢画像や釣れた経緯などは知人のブログにアップされていたので、そちらをご覧ください。
「見た事ないハタ(沖縄名称でミーバイ)」と「ヒラアジ(沖縄名称でガーラ)」と「カンパチ」と「コバンザメ」。
見た事ないハタは「ホウキハタ」らしいです。初めて見たけど、模様が迷彩みたいでカッコいい。
見た目がカッコいいホウキハタも気になるけど、一番気になるのはコバンザメ。
コバンザメって釣れるんだ。
前にもサメに追い掛け回されてたし、何かとサメに縁がある人なのかもしれない。
「サメに追い掛け回されてた」事を思いだした時にふと思った。
コバンザメって事は近くに大きなサメとかいるんじゃないか・・・
色々気になってきたので、コバンザメについて調べてみました。
「コバンザメとかどうでもいいから魚釣ってるところ見せろや!」って人は、その知人のYouTubeチャンネルを下に貼っておくので、それで勘弁してください。
カヤックフィッシング動画が多いJimny SJ10のYouTubeのリンク
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なんでくっつくのか
デカい魚にくっついてるイメージのコバンザメ。
安定のWikipediaで、なんでくっつくのか調べてみました。
吸盤には横(背骨と垂直方向)に18-28枚の隔壁がある[1]。
この隔壁はふだんは後ろ向きに倒れており、動いている大きな魚の体表などの面に吸盤が接触するとこれらは垂直に立ちあがる。
このとき隔壁と隔壁の間の水圧が周囲の海水の圧力より小さくなり、これによって吸盤は面に吸いつく。
吸いついたコバンザメを後ろに引くと隔壁の間の水圧はさらに小さくなるので吸盤はさらに強く吸いつく。
反対にコバンザメを前に押すと隔壁がもとの位置に倒れるとともに吸盤内の水圧が上がり、吸盤は面からはずれる。
このしくみによって、彼らは自分がくっついた大きな魚などが速く泳いでもふりはらわれずにすみ、また離れたいときは大きな魚などより少し速く泳ぐだけで簡単に離れることができる。
コバンザメすげえ。
しっかりくっつくけど、離れやすい仕組み。
「くっついてる=慣性の法則が働く=簡単に早く泳げる」から、離れる時の速度も問題なしって事だよね?
あっているかは分からないけど、とりあえずコバンザメすげえ。
何にくっついているのか
大きいサメとかにくっついてるイメージなコバンザメ。
それ以外には何にくっついているのか、やっぱり安定のWikipediaに書いてました。
頭部の背面に小判型の吸盤があり、これで大型のサメ類やカジキ類、ウミガメ、クジラなどに吸い付き、えさのおこぼれや寄生虫、排泄物を食べて暮らす(片利共生)。
カジキにもつくみたいです。
コバンザメ釣れたらカジキ釣れるかもしれないって事だったりして。
と思ったけど、大型のサメとかクジラとか、近くにいるだけで怖い魚にもくっついてるみたいだし逃げるのが先決か・・・
そもそもサメじゃなかった
サメって名前がついているけど実は「スズキ目コバンザメ科」らしいです。
スズキ目って事は、誤解を恐れず大きい意味合いで言ってしまえば、シーバスの仲間と思っていいって事ですよね。
私が釣ったなら「沖縄でシーバス(の仲間)釣ったしwww」って自慢しますが、悔しいので本人には内緒にしておこう。
くっつかないで単体行動もするらしい
ずっと何かにくっついて暮らしてると思っていましたが、大きくなるとくっつかないで単体で行動する事もあるらしいです。
Wikipediaには「サンゴ礁の沿岸では単独で見られることも多い」としか書いてなかったので、もう少し詳しく書いている記事から引用。
コバンザメはその種によって、どんな大型生物につくか決まっているみたいです。
種によっては鯨にくっつくことも!
また、大きく成長するとくっつかずに自由に泳ぎまわるようになりものもいるようです。
単独で泳ぐ場合は、表層近くにいる魚を餌にしており、
私たちのツアーで寄ってくるときは、
ツアーで釣れた魚の内臓や、血の匂いに魅かれてくるようです。
ツアーをやってる海のプロが言ってるので間違いないはず。
そもそも冷静に考えれば、何かにくっついてる状態のコバンザメより、くっついてる本体にフックが掛かるはずですもんね。
それにそのデカさの魚がいるなら魚探にかかるはずだし。
コバンザメが釣れたとしても、そこまで焦る必要はないのかもしれませんね。
食べれるらしい
知人は持って帰らなかったみたいですが、コバンザメは食べれるようです。
サメってカマボコかフカヒレぐらいのイメージでしたが、そもそもサメじゃないですもんね。
調理法
刺身、汁(鍋)、唐揚げ
【刺身】 生で食べて上品な味わいの中にうま味が感じられて美味。
【汁】 身離れがよく、骨などからいいだしが出る。熱を通すとしまりうまい。
味の評価度も☆5満点中の☆4の評価。
実際に料理してみた方のブログを見ても美味しそうでした。
その方いわく、
腹身を少し刺身にして味見してみると...
全く臭みもクセもなく、脂が乗っていてなかなか美味!
昨晩のネイリの残りの半身と一緒に刺身で食べ比べしたがネイリにも引けを とらない。
との事。お腹空いた。
まとめ
- コバンザメはサメじゃない
- コバンザメは単体でも活動する
- コバンザメは食べれる
- 夕飯前に刺身の画像みながらブログ書くのは自殺行為
「こばんざめ」って名前のレアな芋焼酎があるらしい
目上の人に贈ると 「お前は権力にくっつくやつだもんなwww」 って煽ってると思われないか心配なのですが・・・ |